子どものために栄養があるものを食べさせたい・・。
毎日ごはんを作る時間がないし、なにより面倒くさい・・。
小さな子どもがいる場合、できるだけ手作り料理を食べさせたい一方で、「毎日バタバタしていて料理をする時間がない‥」という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。そんな人こそぜひ家事の時短術を実践してみてください。知っているだけで効率がグーンとUPする、その時間術とは一体どのような方法があるのでしょうか?今回は家事の時短術の中でも料理に注目してポイントを紹介します。
- 時間はないけどできるだけ手作り料理をつくりたい
- 面倒くさがりでズボラでもできるような簡単な方法を知りたい
この記事を読めばあなたの毎日のご飯づくりのストレスが減ること間違いなしです!ぜひ最後までご覧ください!
この記事を書いた人
・5年間子どもをワンオペで育ててきた普通の専業主婦
・元保育園の栄養士で給食の先生
・外食は年に1,2回です
そもそも料理に時間がかかるのはなぜ?
毎日のご飯づくりが面倒くさくなる理由として、一度時間の使い方に無駄がないか確認してみましょう。献立を考えるのが嫌なのか、買い物に行くのが嫌なのか、調理することが嫌なのか、洗い物が嫌なのか、自分がなにを苦手としているのか考えるといいでしょう。
料理の工程を計測して見直す
料理って何時までに何を作らないといけないというミッションが明確ではないため、なんとなく頭の中に「今日のごはんなにしよ~」というタスクが残りますよね。そうなると、ずっと頭の中にモヤモヤがあるわけです。そのなんとなく考えている時間を減らすためにはまず料理工程を見直す必要があります。
献立を考える時間
まずは献立を決めておかないと手際よく調理することができません。月~金曜日は主菜、副菜、汁物、土曜日は丼もの、日曜日は余りものなど、だいたいルーティンを決めておくと献立を考える時間が短縮できます。無理に何品も作ろうとすると、途中でしんどくなったり、続かないので頑張りすぎないのがコツです。
買い物をする時間
もし買い物をすること自体の時間がなかったり、子どもがいて買い物に行けない方は、ネットスーパーの使用をおすすめします。私も産前産後はコープの宅配や、ミールキットにたくさん頼っていました。
下処理や下ごしらえにかける時間
下ごしらえをする時間、その下ごしらえに使用した食具を洗う時間って毎日に換算するとどのくらいだと思いますか?下ごしらえに20~30分、洗い物に5分‥だいたい30分はかかっているんですね。この時間をまとめると作業時間がぐっと縮まると思いませんか?
調理にかける時間
なんでもかんでも鍋にいれて野菜をグツグツしていませんか?火を使っている時間って動きにくいし、栄養素も落ちますよね。そこでアイラップの登場です。100円前後で60枚くらいはいっている袋なんですが、なんとこの袋冷凍もレンジもいけちゃうんです。ということは、例えば時間のかかる大根も最初にこの袋にいれてレンジしておけば柔らかくなり、火にかける時間も短くなります。ガス代の節約、調理時間の節約になりますよね。また、レンジとコンロを併用することでさらにできることが増えます。
食卓の準備や後片付けにかける時間
お皿を並べるときは大きめのお盆で一気に運んだり、洗い物をするまでの時間に泡スプレーを吹きかけて汚れを浮かしたり、ちょっとした工夫をすることで家事効率をあげることができます。また、お皿に小分けにするのがめんどくさいな~というときはタッパーやお鍋のまま出してしまってもいいでしょう。見栄えを気にするなら、鍋は取れる取っ手のものを使う、タッパーはプラスチックではなくガラス容器、などにすると見栄えもきれいに見えますよ。
料理のやる気がでない時の解決法
もうなにもしたくない!動きたくない!っていう時ってありますよね。そういう時のために以下の事を準備しておきましょう。
常備菜や冷凍おかずを常備する
冷蔵庫で保存がきくものを用意しておくといざというときに助かります。私の冷蔵庫に必ずあるものはブロッコリー、プチトマト、キノコ類です。ブロッコリーは茹でるだけ、トマトは洗うだけで一品になります。また、冷凍おかずで常にストックしているものは、吉野家の牛丼、オーブントースターでできるフライドポテトです。
常に多めに作る
どうせ作るなら多めに作ってしまいましょう。カレーって2日くらい続けて食べますよね。なんなら3日続けて食べるという人もいるのではないでしょうか。冷蔵庫で保存できるものは密封容器にいれて保存、できないものは冷凍庫にいれて保存しましょう。もしハンバーグや餃子を作ることがあればタネをそのまま冷凍するのではなく、焼いてから冷凍しましょう。おいしさは落ちますが解凍して、焼いて、フライパンを洗うという工程が省略できます。
簡単料理のレパートリーを用意しておく
私の家には必ずきのこをストックしているので、そのキノコとバターとお醤油を耐熱容器にいれてチンします。そうすると5分もかからずキノコのバター炒め風が完成します。大根があれば大根を細切りにしてバターで炒めたり、小松菜があればオリーブオイルを垂らして塩コショウで炒めたり。このようにこれがあればこれを作る!というものを作っておけば色々考えなくて楽ですよ。
葉物野菜はごま油と鶏ガラでチンしたり、お肉は醤油、砂糖、酒、みりんで焼くだけでとっても美味しくなるのでおすすめです
時短料理テクニック
野菜のみじん切りは便利グッズに頼る
野菜を切り刻むのって時間もかかるし手間ですよね。そんな時はぶんぶんチョッパーや、フードプロセッサーでまとめてみじんぎりにしてしまいましょう。私はこの道具を洗うことが手間であまり使わないのですが、時間があるときは冷凍用にもたくさんみじん切りにしてジップロックで保存しています。
ゆでる食材はまとめて1つの鍋で
毎日なんとなく茹でて作っている料理ってありませんか?ブロッコリーやほうれん草、またお浸しを作るときもお鍋でお湯を沸かしますよね。そうすると、時間も光熱費も労力もかかりますし、ザルを洗ったりボウルを洗ったりしなくてはいけないですよね。そういう時は一週間に一回でも二回でもいいのですが、まとめて茹でてみて下さい。まとめて茹でることでお湯を沸かす時間も短縮できますし、洗い物も減らすことができます。
ほうれん草を茹でる際はあくがでるので一番最後にしてくださいね
切らずに使える食材をフル活用する
私がよく使う食材は舞茸、もやし、豆腐です。じゃがいもは皮向きがやりにくいのであんまり使用しません(笑)自分の中で使いやすい食材を見つけておくといいでしょう。
同時に何品か作るときは”放置料理”をいれる
普段料理をしない人だとオーブン料理ってハードルが高い気がしませんか?そんな人でも大丈夫。電子レンジだけでも十分美味しい料理はできます。例えばもやしとお肉(豚バラだとなお美味しい)をタッパーに入れて600wで5分チンしてポン酢をかけてみてください。とっても簡単で美味しい一品になりますよ。このようにほったらかしでできる料理をいくつか自分のレパートリーにいれておくと、レンジで料理をしながらコンロも使用できるので時短できます。
少しでも未来の自分が楽になるように私がしていること
仕事が終わって疲れている中買い物に行ったり、小さな子どもを連れて買い物に行くことってしんどいですよね。そういう時は週一でまとめ買いをしてみましょう。最初はどのくらいの食材を買ったら使いきれるのか分からず腐らせてしまう事もあるかもしれませんが、ぜひ継続してみてください。だんだん要領が分かってくると無駄な食費を使う事もなくなり、食費が大幅ダウンということもありますよ。
野菜をまとめて切ることには様々なメリットがあります。買い物から帰ってくるとなんとなく食材を冷蔵庫にしまいませんか?そしてそのままシナシナ‥なんてことありませんか?最初に野菜を切ることで、だいたいこれに使おうという予定をたてますよね。下味をつけて冷凍したり、茹でて冷凍したり、適した保存方法で調理できます。
まとめ
1日3食食べることは活動に必要なエネルギーや栄養素を補うだけでなく、生活リズムを整える点でも非常に重要です。 頑張りすぎず、継続できる自分なりのスタイルをみつけて少しでも楽にご飯づくりが行えるように頑張りましょう!